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2008年8月

2008年8月 4日 (月)

Fuji Rock1日体験記

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初めてのフジロックでいきなり洗礼を浴びました。

朝9時に電車に乗り、 10時には越後湯沢に到着。日差しが強くてものすごく暑い。バス待ちの列はそこそこ並んでたけど、この猛暑の中1時間以上も待たされるとは思わなかった。初日はもっとすごかったらしいし、このバス待ちなんとかならんのかね。有料にしてもいいからもっと本数増やすとかさ。東京から来る人なんてただでさえ遠いのに、着いたと思ったらこれじゃやってらんないと思うんだけど、毎年そうなの?みなさんよく我慢してますね。もう暑くて死にそうで、これでかなり嫌んなっちゃう。バスに乗って会場に着いたらもう12時近く。しかも会場からは最も遠い位置がバス発着所なんですね。越後湯沢から苗場まで2時間もかかるんですね。まあ時間的にも最も混んでる時間だったのかもしれないけど、なんか公共の交通機関を使って行く人がないがしろにされてるような気がしてならない。宗教みたいにエコエコ叫んでるくせに、結局車の方が便利じゃんって思われるのってどうなのさ!

というわけで、最初に観ようと思ってたDouble Famousはこれまた奥地のヘブンなので、結局途中からしか観れなかった。

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Double Famousは以前TPCで観て(しかしオーグルってどうなっちゃったの?)、なかなか良かったので楽しみにしてました。今回は畠山美由紀が加入して、歌中心になり、盛りあがって楽しげな感じに。個人的な好みからいえば、前までの無国籍サウンドバリバリなインストバンドの方ですが、天気も良くって、シチュエーション的には最高に合ってたし、ビール飲みながら楽しく観れました。結構オリジナルに忠実にやってた「悪魔を憐れむ歌」が意外にもハマってた。

ライブの後、ごはん食べたり、周りの店をぶらぶら見物。まあヘブンは朝霧とコンセプト的に近いから同じ感じですね。しかし、ステージ間が1時間ってのも時間かけすぎって思うんですが…。まあいろいろと時間潰せるからいいんだろうけど。

次はSeasick Steveさんを観る。ブルース弾き語りの髭がすごい爺ちゃん。リズムをとる足の音がパーカッション代わりになってドスドスいっててかっこいい。途中で切り上げ、Janet Kleinを観にGypsy Avalonへ。この頃からちょっと雲が出て雷も聞こえてくる。

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よく知らない人だったのだけど、古き良きアメリカの音楽を蘇らせたスウィンギーなジャグバンドスタイルでとても楽しい。ギターのジョンさんはジャンゴばりのテクで凄かった。ジャネットさんはエキセントリックな感じでデヴィッド・リンチの「On The Air」にでも出てきそうな不思議ちゃんキャラ。つってもほとんどの人は分からないでしょうが…。ロバート・クラムなんかにも通じるそのセンスは今回の新たな発見。客も結構いっぱいで盛り上がってました。アーティスト写真は撮っちゃダメってことだけど、遠いからいいでしょ。

この頃から雷もすごく、雨も降り始めたのでレインウェア着ました。メインのグリーンではBen Foldsやってたから、ちょっと見に行ってみようかな~って思ったけど雨もすごく降ってきてたしめんどくさくなっちゃってメシ食ったり飲んだりしてぶらぶら過ごし、ホワイトのStephen Malkmusを待ってましたが…。

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かなり凄い雨。3年前に朝霧行く為にゴアのレインウェアを買ったのですが、幸か不幸か初めて活躍の場がやってきました。水は通さないし蒸れないのでやっぱりゴアって凄いんですね。ツレは靴もゴアを履いていて、全く浸水しておらず、ちょっと羨ましい。周りを見てもゴア着てる人が多く(ゴミ袋かぶってる人もいましたが)、僕みたいなアウトドアに全く縁のなかった人がこんなの買っちゃうんだから、野外フェスがアウトドア業界にもたらした利益は結構でかいんではないだろーかと、どうでもいいことを考える。

そして雨の中のStephen Malkmus。僕はPavementは初来日から観てまして、この人からはかなり影響を受けました。もうあれから10年以上経つのか…。しかしこの人の西海岸モラトリアム文学青年的な風貌は昔から変わりませんね。もう結構な歳だと思うけど…。Pavement後期はなんか煮詰まったように感じられましたが、ここ最近のソロ作はあっけらかんとした乾いたサイケロックって感じで結構好きでした。ライブは相変わらずダラッと力の抜けたマイペースな演奏。マルクマスはギターうまくなりましたね。女性2人のリズム隊は見た目はなかなかいいけど、ベースがもうちょっとかっちりしてた方がいいかなーと思った。結構雨も凄くてちょっと気の毒。やっぱこういう音楽は晴れた中でビールでも飲みながらダラッと聴きたいね。あと傘さして馬鹿騒ぎしてるガイジンがいてちょっとむかついた。

次は同じホワイトでのBreedersを雨の中待つ。だんだん指先も冷たくなってきてちょっとつらい。吹雪の中のペンギンのようにひたすらじっと待つ。

ちょうどBreedersが始まる頃、雨も上がって空も明るくなってきました。

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Breedersもやはり初来日を観てまして、あのライブはかなりハチャメチャで衝撃的でした。もうあれから10年以上も経つのか…。しかしこの双子のおばちゃんは相変わらずハイテンションで楽しそうにやってますね。かなり太ってたけど…。そしてCannonballの異常な盛り上がり。やはりこの曲は名曲だなと思った。新しいアルバムはちょっと元気なくなっちゃったかな~と心配してましたが、やっぱライブは盛り上がって楽しかった。Pixies再結成はなんとなく観に行っちゃったけど、個人的にはBreedersを続けていってほしいです。

この後ヘブンのリー・ペリーをちょっと観に行こうかと思ってたけど、泥だらけの中を歩くのはかったるかったので、そのままゆらゆら帝国を待ちました。

もうすっかり日も暮れ、真っ暗な山奥での初めてのゆらゆら帝国。好きな曲もいくつかあるし、いつかライブ見たいと思ってた。日本的なアングラの世界とベルベッツやストゥージズ的なサイケな感じがうまい具合に混合してるいいバンドですね。意味不明な歌詞(僕にとってはですが)もすごく好きです。そしてライブではリズムのかっこよさも際立ってました。ドラムとベースだけでシンプルに曲を成立させてしまうところなんて普通のバンドでは出来ません。そしてバンドの怪しげな雰囲気は雨上がり、夜の越後の山の中といった感じでとてもマッチしていました。後半のスケールの大きな演奏は、大げさにならないスレスレでこれもかっこよかった。雨の中で帰らずに待って観た甲斐がありました。

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まだまだフジロックは続きますが、明日のこと考えてこれで帰る予定にしてました。が、ゆらゆら帝国終了後の道はグリーンへ向かう人で溢れ、前に進むのも困難な状態。なんとか人の波をすり抜け、Primal Screamを横目で見つつ、今度は待つこともなくバスに乗れました。そりゃあ東京行きの新幹線はもうないもんな。長岡行き最終の新幹線にはなんとか間に合い、無事帰宅。

今年のフジの目玉はなんといっても1日目のMy Bloody Valentineで、そりゃ観たいっちゃー観たかったけどね。初来日は浪人中で見に行けず、次の武道館(House of Loveとのジョイント)はチケット買ってたけど突然の中止(いくらマイブラでも武道館じゃチケット売れなかったんじゃ~なんて噂も出てました。ちなみに2日連続でHappy Mondaysもライブをやり、こっちは見に行ったけどガラガラでした。ライブは凄く良かったんですけどね)。こんな僕ですが、なんかもう今更ねーって感じもあって別にいいや~って思ってましたが、結構良かったらしいですね。でもなんかココ最近のちょうど僕ら世代のバンドが再結成してフェスに出たりっての観てるとなんか自分が年取ったみたいで複雑な心境です。ま、実際そうなんだろうけど…。ま、でもこれでマイブラが元気に(ってバンドでもないか)活動再開してくれたらそれはそれでうれしい。Dinosaur Jrみたいにね。あと僕としては友人がニューヨークまで観に行ったという再結成Feeliesがとても観たい。誰か呼んでくれんものか…。

そんなこんなで初めてのフジロック1日参加で、天候はあいにくだったけど、観たライブはどれも良かったし、結構楽しめました。かといって来年も行くかっていうと、朝のバス待ちはうんざりだし、交通の便も悪いし、ちょっと微妙ですね。今年はブッキングもいろいろ言われてて、人少ねーなんて某掲示板には書かれてましたが、僕にしてみれば、なんでこんなに人が溢れてるんだとしか思えなかったのですが…。なんか行く所どこも人いっぱいで、普通に歩くことすらままならないような気さえしたのに。前年まではもっと凄かったのか、それともタマタマ今回僕が行くところは人が多かったのか、はたまたど田舎から出てきたギャップでそう感じただけなのか…。もうライブハウスで何時間も立ってるのもきついし、人もそこそこでビール飲みながらのんびり観れるフェスってどっかにないかな。3年前の朝霧はそんな感じもあったんだけどね。今やチケット取るのも大変そうだし。ま、今年は行けないけど…。伝説のウドーフェスの復活を待つしかないか…。このページ最高に面白いですね。ネコかわいい。

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